診療内容・検査・入院案内
診療内容
当院では、年間約2,000件の肛門手術と約8,000件の大腸内視鏡検査を実施しており、その中で約200例の大腸がんを発見しています。専門の医師が患者さま一人ひとりの症状に合わせた適切な診察と治療を提供しております。
1. 肛門の診療
大腸肛門病専門医が問診票の内容をもとに診察を行います。
【対応疾病一例】
痔核
膿皮症
術後粘膜脱
肛門周囲皮膚炎
裂肛
毛巣洞
括約筋不全
肛門掻痒症
痔瘻
直腸脱
直腸瘤
(直腸膣壁弛緩症)
尖圭コンジローマ
など
2. 大腸の診療
大腸の病気は大きく2つのタイプに分けられます。一つは炎症による疾患(例:大腸炎)、もう一つは腫瘍性の疾患(例:大腸ポリープや大腸がん)です。
【対応疾病一例】
大腸がん
クローン病
感染性腸炎
排便障害
大腸ポリープ
潰瘍性大腸炎
大腸憩室症
大腸炎
虚血性大腸炎
過敏性大腸症侯群
など
入院案内
1. 肛門疾患での入院の流れ
入院当日
入院時には病院の施設案内や、スムーズな入院生活のためのオリエンテーションを行います。また、手術に備えた準備を進めます。
手術当日
手術を行い、術後の回復をサポートするために点滴を実施します。術後は安静が必要です。
第1病日
手術内容について医師から詳しい説明があります。引き続き点滴も行い、食事を開始します。
第2病日
入浴が許可され、担当医が回診を行います。引き続き点滴も行い、体調に応じたサポートを続けます。
第6病日
医師の回診後、退院に向けた最終的な説明を行い、必要な点滴を実施します。
第7病日
最終診察を経て、退院となります。自宅療養の注意点についてもご案内します。
2. 大腸ポリープ切除での入院の流れ
入院当日
病院での生活について説明を行うオリエンテーションを実施します。その後、内視鏡検査前の準備を進め、内視鏡的ポリープ切除を行います。術後は点滴によるサポートを行いながら、患者さまの体調を管理します。
翌日
医師による診察を受けた後、退院となります。自宅療養の注意点についてもご案内します。